明治34(1901)年、日本ではじめての組織的な女子高等教育機関として、日本女子大学が設立されました。 小舘研究室では、歴史ある日本女子大学を平均顔で綴る取り組みを行ないました。

平均顔は、複数の顔画像を3次元のワイヤーフレームモデルを作成し、顔の特徴点の座標とテクスチャ情報の平均処理により、作成をします。 また、印象の観点では、元になる複数の顔画像の個別の個性を打ち消し、共通する特徴を浮き彫りにすることができます。

小舘研究室では、成瀬仁蔵記念館の資料や卒業アルバムから顔写真を入手し、 東京大学原島・苗村研究室で1998年、1999年に開発された平均顔作成ソフトウェアツール「FaceTool」、「Heikin」を用いて、 1904年度卒業の1回生からの平均顔を作成しました。

  1904年(1回生) 1922年(19回生) 1942年(39回生) 1951年(新制1回生)
 

  1968年(新制18回生) 1978年(新制28回生) 1988年(新制38回生) 1998年(新制48回生)
理系
文系


明治、大正、昭和、平成と顔の印象も変わってきていることが分かります。


【参考資料】

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