理系を将来の進路として考えながらも、
職業や自己を発揮する機会があるかと
不安をいだく女子高校生、
将来の研究者・技術者の道に
可能性を見いだせない大学生、
大切なお子さん達の将来の夢を
描くお父さん、お母さん、
それらの人々に
「理系女性のきらめき」
をお届けします。




発行 : (株)オプトロニクス社
体裁 : 四六判 約350ページ
刊行 : 2007年8月
定価 : 1,890円(税込)
ISBN : 978-4-902312-24-9

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目次
発刊に寄せて-光学グループへのエール-
遠山敦子 (元文部科学大臣)
はじめに

第1部 様々な女性支援体制
1.1 大学における女性支援の取り組み
1.2 政府による女性支援への取り組み
1.3 企業における女性支援体制
1.4 学協会などによる相互支援体制
1.5 イギリスにおける女性科学者支援


第2部 理系女性のワークライフバランス
2.1 女子大こそ理系人材育成の場
辻篤子 (朝日新聞社論説委員)
2.2 女性研究者・技術者の活躍
2.3 理系女性の多様な進路、
   マルチキャリアパス紹介
2.4 仕事と育児・介護の両立を目指して

第3部 産学官有識者からの女性研究者
・技術者へのメッセージ

第4部 理系女性を育む環境
4.1 アンケート調査報告
4.2 小舘研究室へようこそ
4.3 理系女性への応援歌
監修
小舘香椎子
(日本女子大学理学部教授、日本学術会会員、
応用物理学会副会長)

執筆者
板東久美子
(内閣府男女共同参画局長)
東実
(株式会社東芝執行役専務)
伊賀健一
(独立行政法人日本学術振興会理事、
東京工業大学名誉教授、日本学術会議会員)
後藤祥子
(日本女子大学学長)
遠山嘉一
(日本女子大学客員教授、女性研究者
マルチキャリアパス支援プロジェクト推進室長)
中島啓幾
(早稲田大学理工学術院教授、研究推進部長)
大井みさほ
(東京学芸大学名誉教授)
美濃島薫
(独立行政法人産業技術総合研究所室長)
小川賀代
(日本女子大学理学部専任講師)
他67名


紹介されています!!

2008年3月10日 桜楓新報(2面)
 「本の紹介 「光できらめく理系女性たち」 小舘香椎子・監修」
2007年9月21日 科学新聞(8面)
「「理系を選んで良かった」 働く女性研究者の体験談
光できらめく女性たち 小舘香椎子監修」

2007年9月18日 東京新聞(18面)
 「新刊情報 「光できらめく理系女性たち」 小舘香椎子・監修」
独立行政法人科学技術振興機構(JST)が運営する
「SciencePortal」 (サイエンスポータル)
科学のお勧め本として紹介されました。
詳しくはこちら



反響メッセージ
大学関係



H. M. 先生 (大阪大学)
私の認識不足だと思いますが、小舘先生を始めとする理系の女性研究者・技術者の方々にスポットをあて、個々に生き様やものの考え方を語りかけるという本は初めて拝見いたしました。この本も早速、拝読させていただき、女性ならではの新しい視点からのご意見を、じっくりと味わいたいと存じます。



N. M. 先生 (高千穂大学)
まだ読み始めたばかりですが、すばらしい視点で書かれたものが多く、最後まで、読んでみます。研究者の女性の割合が少ない、社会的につくられた構図です。多くのみなさんが読まれ、この社会的迷信を拭い去っていただきたく思っております。



O. S. 先生 (中部大学)
「光できらめく理系女性たち」、まさしく書いておられる皆さんの「きらめき」が伝わってきます。すごいパワーの方達ばかりですね。「烈光」のようです。素晴らしい卒業生を沢山輩出されており、先生の日々の御指導の様子がよく分かります。素晴らしいです。私の母親もいろんなユニークな事をやっていましたが、今の時代なら、もっと違った人生を送れたのではと思ってしまいました。
最近の理系の事を書いた本は暗くていけないと思っていましたが、とにかく明るいのが良いです。これからも明るい本の出てくれる事を願っています。



O. M. 先生 (三重大学)
皆様の経験がぎっしりつまった本当にすばらしい本だと思いました。写真も雰囲気をやわらかくし、とくに第4部 理系女性を育む環境 は見ごたえ読み応え十分なものです。
多くの方にお勧めいたしたく思います。いかに先生が熱心に学生を育ててこられたかが本当によく実感できました。



T. T. 先生 (東京工業大学)
光の分野で前はフランスで女性研究者が多かったように思いますが、日本でももっと増えてほしいものです。



K. T. 先生 (桐蔭横浜大学)
ご高著を読ませていただいて、沢山の優れたお弟子さんを育てておられることに驚くとともに、いろいろな理系分野の第一線で女性が活躍しておられるのを知り、たいへん心強く感じました。
昨年の暮に、私もハワイ島マウナケアにある国立天文台の「すばる」望遠鏡を見学に行きましたが、あそこにある近赤外分光装置の作製に先生の研究室が関わっておられたとは知りませんでした。桐蔭の高校生や大学生を見ていても、女子の方が男子より強い好奇心と目的意識をもって食い下がってくる学生が多いのを感 じます。その意味でも、これからの基礎科学の発展については女性に期待しています。今後とも優れた女性科学者を育てることを通して、日本そして世界の科学の発展にご尽力くださるようお願い申し上げます。





学内


S. M. 先生 (日本女子大学)
同じ女性研究者として大変興味深く、鼓舞される部分の多い御本です。



D. K. 先生 (日本女子大学)
どの頁を開いても小舘先生の日常のご指導ぶりが窺がわれ、感動したり、微笑んだり、驚いたり、感心したり、楽しませて頂いております。LSEでご研究中の尚文さんの行き届いた論文にも、ご家庭での小舘先生のお姿が同時に映し出されていて、すっかり感心させられました。
このようなご本が出たことは、女子大にとっても大変よかったですね。小舘研究室から巣立った一人ひとりの学生さんたちが具体的にワークライフバランスを書いていられるので、これから女子大で勉強しようとしている人や大学を選んでいる人に進むべき道を示していると思います。きっと女子大理学部の充実した教育を再認識する若い人が増えるでしょう。





省庁


M. K. 様 (内閣府)
早速ページをめくりましたが、女性研究者の方々の熱い思いがひしひしと伝わってまいりました。
今後とも女性研究者の方々の活躍できる環境作りに微力ながら努力したいと思っておりますので、引き続き御指導、ご助言賜りますよう宜しくお願い申し上げます。



W. M. 様 (経済産業省)
早速小職の娘(理系志望中学生)にも読ませようと思っております。



T. A. 様 (総務省)
理系女性頑張って頂きたいと思います。理系行政官の1人としてエールをお送り申し上げます。



Y. Y. 様 (文部科学省)
多彩な執筆陣で、多くの実例を知るためにも有益と思います。 政策立案業務などの参考にさせて頂きたいと思います。





日本学術会議関係


K. N. 先生 (東京大学)
活き活きと活躍されている女性が熱いメッセージを発信されておられ、誠に頼もしく感じた次第です。ここに紹介された皆さんは女性だからというよりも、個々人としてとても魅力的な科学者であり、技術者であると思いました。我が研究室は男性がほとんどの40人強の所帯ですが、1人だけ女子学生がおり、参考までに見せました。彼女は早速読んで添付のメールを送ってきました。女子学生だけでなく、男子学生にも読ませたいところです。

(女子学生さんの感想)
どうして理系研究者になろうと思ったのか、そして自分がそのときどのように考え決断したのか、さまざまなありかたを、見せてくださいました。それらを読ませていただく中で、私が感じたことがあります。他者報酬追求型の生き方ではなく、自己報酬追求型であるべきだ。これはその中の一人の方が最後におっしゃっていたことです。その人が社会に対し貢献することは、わかりやすい形であれば研究成果を上げることで、社会全体をみるなら、世の中に二人といない、その人がその人の姿で輝いていることそのものが、社会貢献なのだと思いました。
数々の女性たちの手記を拝見しながら、一貫して共通する一つの法則として、決心さえあれば,そしてあきらめさえしなければ,たとえどんなことがあっても、必ず何かをなすことが出来るということを教えていただきました。
最後に男性の側からの意見も様々ありましたが、社会と、夫や両親、子供など周りの人のサポートが大切だということも感じました。



K. J. 先生 (日本女子体育大学)
小舘先生というすばらしい指導者、そして、理想のモデルを得たことが、先生の周りから、このように多くの理系女性が育った所以であると大きな感銘を受けました。そして、何よりも、先生の御子息尚文様の最後の一文に大変感動致しました。先生ご自身のご経験を書かれた「研究者へ・・・」でどのようにしてお育てになったかを拝見し、(内容やレベルは違いますが)自分のことと重ね合わせて、なつかしく思いました。私の周りの若い女性研究者に是非読んでもらいたいと思っています。私も女子大学に勤めておりますので、彼女らが苦労しながら、なんとか研究者を続けたいとの望みを応援しようと思っております。



T. A. 先生 (東京大学)
「光」に特定した女性研究者たちの本はユニークで素晴らしいものです。



K. K. 先生 (東北大学)
先生の研究室の生き生きとした雰囲気が伝わってきて、大変楽しく拝読させていただきました。




独立行政法人・社団法人



T. Y. 様 (理化学研究所)
色々なご活動をされながらの出版は、本当に大変な事とお察しいたしますが、様々な情報が盛り込まれ、中身の充実した興味深い1冊と感じました。



K. M. 様 (日本工学アカデミー)
これだけの事例が集まっていること自体が驚異的です。





報道



I. A. 様
弊社で実施している高校での進路行事に生かして参りたいと思います。





企業


K. H. 様 (リコー)
理系女性の育成がますます重要課題となっている今日、このような本があればと思っておりました。本当に女性の活躍に資する内容がいっぱいで嬉しい限りです。大いに活用させて頂きます。



H. M. 様 (トプコン)
貴研究室のメンバーや卒業された方々が、様々な場所で、ご活躍している様子を知ることができ、嬉しくなりました。



T. H. 様 (日本電信電話)
研究そのものに加え、このような啓蒙活動でもご活躍の先生の活動に深く感銘しております。



H. T. 様 (プロシーズ)
現在の弊社のビジネスの主要なテーマでもあり、弊社自身のテーマでもございますので、楽しみに拝読させていただきます。



Y. S. 様 (テンプスタッフ)
手に取った瞬間に、読まずにおれなくなり、デスクで少し読んでしまいましたが(小川先生のページも)小舘先生の理系女性に対しての熱い想いとそれに応えてこられた女性のパワーを感じ、とても嬉しい気持ちになりました。



T. T. 様 (元ニコン)
これまでに133名の学生を世に送り出された先生にしか作れなかったご本であると感銘いたしました。
私はニコンに在職中、女性の採用に積極的だった志の一人です。消極的な人たちの多くが「いずれは辞めてしまうのだろうから割が合わない」と申しましたが、私は「仕事が面白くなったら、自分でやめない方策を立てて仕事を続けるだろう」と呑気に構えて光学設計や開発部内にせっせと採用・配属させて参りました。数の上では私の予想が当たったのですが、その蔭には彼女たちの並々ならぬ苦労と先生を始めとする物心両面からのご援助があったことをあらためて深く感じ入った次第でございます。誠に有難うございました。
女性科学者やそれを目指す若い女性達が今後益々光の分野で活躍されることを期待し、あらためて先生のご尽力をお願い申し上げる次第です。



K. K. 様 (三菱電機)
女性研究者・技術者の活躍がめざましい昨今、弊社におきましても、仕事と育児の両立や自らのキャリア形成を追求することができる職場風土の醸成に努めておりますが、貴著は、女性を取り巻く現状を理解するうえで大変参考になり、興味深く拝読させて頂く所存です。



Y. T. 様 (オムロン)
様々な場所でご苦労をされながらも、前向きに仕事と家庭を両立させてきた皆さんの実情に感銘を受けました。
いろいろな壁を乗り越え「働く女性のロールモデル」として、現在の「働く女性」達に勇気を与えてくれているのではないかと思います。
弊社でも「働く女性」を支援していくために、専用保育所の設立や育児支援制度などの見直し・整備を行っておりますが、実情はまだまだ万全といえるものではありません。これからは女性のパワーが世の中を変えていくと私も思っております。そんな「働く女性」を支援していくために一経営陣として微力ながら努力して所存です。



A. Y. 様 (元オプトウェア)
「はじめに」の中で先生が「私は二十代にヘリウムネオンレーザ・・・・」と言うくだりがありますが、私も70年代はじめにソニーにてヘリウムネオンレーザと出会いました。懐かしい思いです。本を読んで、先生がいかに多くの優秀な理系女性を世の中に輩出されたかを改めて知りました。海外生活が長い私にとって、特にアメリカで多くの優秀な女性研究者・技術者、管理職、経営者を見ていますと、日本は長い間男性社会が続き、女性への偏見が蔓延っていた様に思えます。その意味で、先生のご苦労とご功績に対し感嘆の気持を抱いております。



A. K. 様 (資生堂)
実は私の知り合いの中にも「自分のキャリアが描けない」と言っている理系女性がいます。
「自分の人生はこれでいいのか?他に自分にあったキャリアアップがあるのでは?」
と感じている若い女性が数多くいるにもかかわらず、参考となる資料・情報・ロールモデルが身近にない(いない)のが現状
のような気がします。
本書はその中で、非常に参考・指針となる書籍ですので、ぜひ私の身近な理系女性にもご紹介させていただこうと思っています。

 



小舘先生ご友人


I. Y. 様
小舘研究室全員が協力して出来上がったこの本は、多くの後輩達が各分野で、生き生きと輝いている実態が書かれています。次世代の方々に声援を送りたいと思います。



A. N. 様
東海大学の藤川知栄美さん「光に関わりたい」では実験のランプを壊してしまい落ち込んでいるときに小舘先生に「実験をしない人は装置をこわすことはない。あなたは実験をしてこうなったのだからそこは評価するわ」と声をかけてくれたという文章を読んだ時思わず目頭が熱くなりました。その時の学生さんの気持ちの嬉しさもわかりますし、女子大という環境で甘えていて真面目に取り組まない学生も多いことでしょうし、妻として母として3人のこの親、研究室を預る教育者なおかつ、研究者、学者として論文を書き業績を示さなければいけない立場のすべてが示されているような場面だと感動いたしました。





卒業生


T. T. さん (関東学院大学)
皆さんの経歴を興味深く拝見させていただきました。このような方々の中へ入る機会を与えて下さったことを心より感謝申し上げます。
小舘研究室以外にも、家に居ながらにしてパワーをもらえるお宝ができました。



K. M. さん (東芝)
将来の娘へのプレゼントとしたいと考えております。又、実家の両親にも今回の件について伝えたところ、早速出版社さんに注文しておりました。
今回、微力ながら執筆に携わらせて頂き、お陰様で仕事と育児について改めて考え、見つめ直すことができました。このような機会を与えて下さったことに厚く御礼申し上げます。



S. H. さん (日立製作所)
結婚、出産と経験して自分が女性であることを実感する機会が増えたように思います。
そんな時に、こうした先輩の頑張っている姿は非常に参考になりました。又、みんな頑張っているのだから自分もという思いが強くなりました。私も復帰まであと半年。だんだん育児がおもしろくなってきて、迷いもでてきそうですが、自分のペースで両立できるように着実に歩んで生きたいと思います。



O. K. さん (日立製作所)
この本はいろいろな意味で私にとって大切な本となりました。
これからも尚私は、いえ小舘研卒業者は「情熱」「信念」「仲間」を原動力に困難をチャンスに変え、前進していく過程で輝きつづけます。



A. N. さん (フジノン)
理系出身としてこれからも働き続けたい私としては、アンケート結果など気になるところです。
私も厳しい3年目に突入しました。部署名などが変わり、今後環境が少しずつ変化しそうです。
小舘研でがんばってきたことを思い出し、気を引き締めてきたいと思います。



N. H. さん (東芝)
こんなにも、理系女性のロールモデルを紹介し、その存在を社会に示した本はありません。先生をはじめ、ひとりひとりが悩みながらも自分の考えをしっかり持ち、道を切り拓いてきた軌跡を感じることができましたし、 また、これからたくさんの岐路を迎える私に、たくさんの勇気を与えてくださいました。
最近は、休日出社が続き、いろいろと大変でしたが、小さな光が見えてきました。 社会人生活の中でも、このような機会は何度もない!とものづくりの醍醐味を味わうとともに、これからさらに難しい開発を行っていく不安を感じております。このような仕事に携わり、周りにも恵まれほんとうに幸せです。時には壁にぶつかってばかりで、挫けそうになることもありますが、今はただがむしゃらに、ひとつひとつを乗り越えることができるのは、先生をはじめ、小舘研究室での生活があったからであると思います。
私も、ご著書に出てくる皆様に負けないぐらい、きらめいている女性となれるよう、これからも頑張って行きたいと思っております。



O. M. さん (日産自動車)
会社に入ってから、同期の女性から大学院に進んでからは、一緒に話ができる女友達や先輩がいないという話をよく耳にしました。学部の友達が就職活動や社会人になると、距離を感じてしまい寂しいという経験があるようです。やはり、理系で学ぶ女性にとって、一緒に学び、話合う仲間がいる小舘研究室はすばらしいと思いました。そう考えているときに、この本の出版のお知らせのメールを頂き、1人でかんばっている沢山の理系女性には絶対に必要だと感じました。 今私も、すぐ近くにはロールモデルの女性の先輩はいないのが現状です。これから、愛読書にして仕事にも、生活にも活力をもって取り組んでいきたいとおもいます。



F. K. さん
家事と育児であっという間に1日が終わってしまう毎日に、社会から遠ざかってしまった様に感じていた私には、この本はとても元気に前向きな気持ちにしてくれました。今後どのような転機が訪れるかわかりませんが、少しでも理系女性として社会に関われる様に自分自身のステップアップを心掛けていたいと思います。






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