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★NHK教育テレビ"サイエンスZERO"で超高速顔認証システムを紹介
(2005.11.05)
NHK教育テレビ"サイエンスZERO"にて、アナログ演算を用いた最新の顔認証システムと
して、小舘研究室で開発した超高速光並列顔認証システムFARCOが取り上げられ、放送
されました。
FARCOを用いたアプリケーションとして、携帯電話を用いた「携帯電話顔認証システ
ム」を日本女子大学の授業の出席管理に導入した例も紹介されました。
顔画像を符号化し、デジタル処理ではなく光によるアナログ処理を上手に利用するこ
とにより、高速かつ高性能なシステムが実現しています。
(左)インタビュー (右)超高速光顔認証システム
★第52回 目白祭
(2005.10.22~23, 日本女子大学目白キャンパス(東京))
去年よりバージョンアップし、今年は多重ホログラムに挑戦しました。
ディスプレイにも力をいれ、展示教室に入ったと同時に目を惹く、かな
り見ごたえのある研究発表でした。また、自ら作製したVPHグリズムで
観測したペルセウス座流星群のスペクトル解析や、花火のスペクトル解
析など、内容も盛りだくさんで、失敗をしては工夫を重ね、夏休みから
頑張った成果がよく発揮されていた研究発表でした。
数物科学科 目白祭のホームページはこちら
説明風景
★修士論文中間発表会(2005.10.21)
2005年10月21日、日本女子大学百年館にて博士課程前期4名の中間発表会が開かれ、博士課程前期までの研究成果が発表されました。
- 石川麻美
「時系列情報を用いた顔認証システムの高性能化」
- 柏木正子
「微細フォトポリマー屈折率変調格子の設計・作製の最適化と応用」
- 長野浩子
「アレイ導波路格子を用いた高精度可視域分光センサの研究」
- 長吉真弓
「厳密結合波解析による色分離用回折格子の設計と評価」
です。
ポスター発表にて
★世界物理年 秋のイベント
『究める科学・活かす技術-人と宇宙の未来のために-』
(2005.10.15, タワーホール船堀(東京))
世界物理年 秋のイベント『究める科学・活かす技術-人と宇宙の未来のために-』に参加しお手伝いをいたしました。
このイベントでは、700名の参加があり、その分野を極めた第一線の研究者である
ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生、家正則先生、江崎玲於奈先生、伊澤達夫先生などによる講演がありました。
また、懇親セミナーでは講演者の方と質疑・討論をする場をいただき、
改めて物理学の魅力を再確認し、頑張る元気が湧くとても素晴らしいイベントでした。
開催に努力して下さった世界物理年日本委員会の関係の先生方に感謝いたします。
(左)講演風景
(右)小柴昌俊先生と一緒に
★
男女共同参画学協会連絡会第三回シンポジウム -21世紀の産業を拓く男女共同参画社会-
(2005.10.7,お茶の水女子大学(東京))
主催:男女共同参画学協会連絡会
後援:日本学術会議、文部科学省
産業界における技術者、研究者、またそれらを目指す学生にまで
視野を広げて男女共同参画を考えようという主旨のもと、
男女共同参画学協会連絡会発足3周年の記念シンポジウムが開催されました。
小舘先生の特別講演のほか、お茶の水女子大学学長郷通子先生のご講演があり、
また男女共同参画学協会連絡会の相馬芳江委員長より、男女共同参画学協会連絡会の中から
小舘先生をはじめ、学術会議の会員に就任された先生方のご紹介などが行われました。
- 【特別講演】
小舘香椎子先生
「多様な理工系女性の育成-男女共同参画推進と大学の役割-」
(左)小舘先生のご講演
(右)会場風景
★CEATEC JAPAN2005
(2005.10.4-8, 幕張メッセ(千葉))
CEATEC JAPAN2005は「発展するユビキタス社会。次が見える、明日が変わる。」をテーマとし、
アジア最大級の規模を誇る映像・情報・通信の国際展示会です。
本年度の出展者総数は788社・団体、来場者数は、5日間で19万9,680人でした。
産学連携パビリオンには毎日4000人近くの方が来てくださり、
小舘研究室のブースではパンフレットを650枚配布しました。
小舘研究室は今年で2回目の出展となり、産学官パビリオンブースにてポスターやビデオによる説明と
携帯電話を用いた顔認識システムのデモンストレーション、天体観測用グリズムのデモンストレーション、
可視AWGの展示等を行いました。
説明風景
★小舘香椎子教授が10月1日から新体制の下で発足する 第20期日本学術会議会員に就任
(2005.10.1)
小舘香椎子教授が第20期日本学術会議会員に推薦され、
約76万人の科学者の代表として選出された210人(うち理系分野の女性7名)
の1人として小泉純一郎総理大臣から辞令公布を受けました。小舘教授の出席された10月3日の任命式では、
新会員に向け、小泉総理が
「日本学術会議が機動的かつ柔軟に
政策を提言していただき、わが国そして国際的な政策形成に
大きく寄与することを期待している」と、激励しました。
★
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
平成17年度大学発事業創出実用化研究開発費助成金(平成17年度~19年度)が採択
(2005.10.1)
平成17年度第2回「大学発事業創出実用化研究開発事業」において、
「全光型超高速像検索エンジンおよび高セキュアバイオメトリクス認証の開発」
の研究開発事業が採択されました。
国際学会
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MOC '05 THE ELEVENTH MICROOPTICS CONFERENCE
(2005.10.30-11.2, 砂防会館(東京))
MOC'05(微小光学国際会議)の参加者は288人、チュートリアル講演4件、プレナリー3件、インバイテッド17件、一般講演114件で、大変盛況でした。以下の3件のポスター発表を行いました。
- Y.Komai, H.Nagano, K.Okamoto and K.Kodate,
"Sensitivity improvement of AWG spectroscopic sensor using parabola-shaped sample injection waveguide"
MOC'05 TECHNICAL DIGEST,194(2005).
- E.Watanabe, M.Ohta, M.Ishikawa and K.Kodate,
"Ultra fast face recognition optical parallel correlator for large scale databse (several tens of thousands and over) -Discussion and prospect for general-purpose machine-"
MOC'05 TECHNICAL DIGEST,204(2005).
- M.Nagayoshi, K.Oka, Y.Komai, W.Klaus and K.Kodate
"Optimal design for fabricating Dammann Color Separation Grating(DCSG) using Rigorous Coupled Wave Analysis(RCWA)"
MOC'05 TECHNICAL DIGEST,214(2005).
(左)ポスター会場にて (右)懇親会会場にて
国内学会(シンポジウム)・学術講演会
★第5回情報フォトニクス研究会
(2005.9.21-22,水仙荘(福井))
「情報フォトニクスのバイオ・量子コンピューティング・新技術への展開」をテーマとして開催され、
研究者・学生総勢32名が参加し、昼夜にわたり活発な議論が行われました。
-
駒井友紀, 長野浩子, 小舘香椎子
「可視光域AWGを用いた超小型分光センサ」
第5回情報フォトニクス研究グループ研究会(秋合宿)講演予稿集, pp.35-38 (2005).
(左)発表風景 (右)記念撮影
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2005年電子情報通信学会ソサイエティ大会
(2005.9.20-9.23, 北海道大学(北海道))
- 小舘香椎子, 渡邉恵理子
「VCSELアレイの光並列演算への応用」
電子情報通信学会ソサイエティ大会, CS-4-2 (2005).
- 清水賀代,秋葉 誠,石田友美,若森和彦,伊藤繁夫,小舘香椎子
「降雨時の赤外線空間通信におけるバーストエラーの距離依存性(II)」
電子情報通信学会ソサイエティ大会, B-1-33(2005).
- 秋葉 誠,若森和彦,清水賀代,小舘香椎子,伊藤繁夫
「大気光伝搬の偏光依存性測定(II)」
電子情報通信学会ソサイエティ大会, B-1-34(2005).
- 渡邉恵理子, 石川さゆり, 太田真衣子, 小舘香椎子
「携帯電話顔認証を利用した出席管理システム-時系列蓄積データベースによる実証運用とその評価-」
電子情報通信学会ソサイエティ大会, B-18-4 (2005).
- 杜塚芙美, 駒井友紀, 和田尚也, 安西志摩子, 小舘香椎子
「複数ポートを有する導波路型光波シンセサイザを用いた光多重符号・復号器」
電子情報通信学会ソサイエティ大会, B-12-2 (2005).
(左)発表風景 (右)札幌のテレビ塔前にて
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