■次世代光相関技術を用いた超高速画像情報検索・著作権管理技術の研究開発
(戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)国際競争力強化型研究開発)
【期間】
平成20 年4 月1 日 ~平成23 年3 月31 日
【目的】
著作権管理、動画識別や検索さらには大量情報との高速照合演算器の実用化。また、次世代光照 合サーバとして革新的IT サーバを創出する。特に目的とする特徴を以下に示す。
◆ 超高速データ転送と大容量メモリを持つ光相関サーバの実現
◆ ホログラフィック光検索ディスク、その他データ構造の標準化
【研究開発プロジェクト】
汎用的な著作権管理には、画像や動画データに著作権用のデータを埋め込む形ではなく、全てのサイト 上の著作物に対し高速な監視の体制が必要となっている。本課題では、超高速次世代光相関サーバを構築 し、著作権管理、コンテンツ流通が自在に可能なネットワーク社会を作る。また、サーバをオープンな形 での幅広い普及および国際競争力促進を行うために公的機関を通じての標準化を目指す。
【超高速画像情報検索・著作権管理技術】
世界初高精度高速光相関アルゴリズムとホログ ラフィック光ディスクという二つの先端技術を融 合させ、超大容量データを高速処理できる次世代光 相関サーバを開発する。ディスク上に書き込まれた ホログラムに対し、回転速度の速度で画像相関演算 の実現が可能になる。ディスク型ホログラフィック 光メモリの光相関光学系の概略図を示す。開発した 光相関器をオープンな形で幅広く普及させ、国際競 争力の促進を行うために、光検索用ディスクやデー タ構造などの国際標準化を目指す。これらの相関技 術を利用し、メタデータを埋め込むことなくいかな る著作物にも対応可能な汎用的な著作権管理シス テムを構築する。
超高速次世代光相関サーバ
【リンク】
総務省 戦略的情報通信研究開発推進制度
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/scope/
■参考文献
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